20数年前、ワープロソフトをやめて TeX に移った。道具を選ぶ基準は、書くことに集中できるかどうか。それだけで、昔から変わっていない。理屈で選んだのでも、後から理屈に教わったのでもない、という話
WYSIWYGからの卒業 — ワープロソフトをやめて TeX に移った話
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知的生産自体を方法論的に省察する。
20数年前、ワープロソフトをやめて TeX に移った。道具を選ぶ基準は、書くことに集中できるかどうか。それだけで、昔から変わっていない。理屈で選んだのでも、後から理屈に教わったのでもない、という話
20数年前に自分で書いた TeX 導入ガイドを開いた。固有名詞つきの手順は、もう一行も動かない。だがプレーンテキストで書かれたソースは、一行のコマンドで蘇る ── UNIX が説いた「データはフラットなテキストに」のとおりに。残るものと、残らないものの違いが、そこにあった
偉大なプログラマは優秀なプログラマのコードを利用する ── 書かない設計の倫理
1995 年の TeX ソースが 2026 年にコンパイルできる ── 腐らない資産の設計
思考は連続を要求し作業は分割可能 ── その非対称性を設計に活かす
梅棹・ファインマン・Clark & Chalmers ── 思考と道具の境界を問う四つの古典