組織の機能不全は無秩序ではなく、しばしば「間違った方向に揃った秩序」だ。対称性の破れ・同調圧力・大企業の形骸化を物理の言葉で診て、中坊公平の「納得」「現場主義」で処方する
DIFFERANCE LAB
差延 $\hat{D}$ は、実体に働きかけて構造を生成する操作です
理解することは、記号により構造化することから始まります
組織の機能不全は無秩序ではなく、しばしば「間違った方向に揃った秩序」だ。対称性の破れ・同調圧力・大企業の形骸化を物理の言葉で診て、中坊公平の「納得」「現場主義」で処方する
知ろうとする行為そのものが対象を変えてしまう。この媒介性は欠陥ではなく、知的営為が営まれる場の構造的条件である
マクロはミクロの集計ではなく、差異化され先送りされたミクロの痕跡。貨幣・契約・期待は差延作用素の物質化であり、観測が市場を変える
物理の自発的対称性の破れと哲学の脱構築は、対称な状態が必然性なく特定の配置へ落ちる、という同一の構造を持つ
20数年前に自分で書いた TeX 導入ガイドを発掘した。手順は一行残らず死んでいた。だがソースは一行のコマンドで蘇る ── 私は資産の在り処を取り違えていた
20数年前、ワープロソフトをやめて TeX に移った。道具を選ぶ基準は、書くことに集中できるかどうか。それだけで、昔から変わっていない。理屈で選んだのでも、後から理屈に教わったのでもない、という話
同じ差延の作用素が、サボタージュにも推し経済にも働く。健全か空洞かを自分で診断する4つの指標と、その免疫としての教養
知的営為の普遍形式は相対的である ── 記号・スケール・引き受けから考える
偉大なプログラマは優秀なプログラマのコードを利用する ── 書かない設計の倫理
1995 年の TeX ソースが 2026 年にコンパイルできる ── 腐らない資産の設計
ツール層とオーケストレーター層を分ける ── 単一責務と合成の設計原則
会議の記録を共通インターフェースで結び直し、再利用と相互運用を可能にする
思考は連続を要求し作業は分割可能 ── その非対称性を設計に活かす
ローカル環境を汚さず LuaTeX を使う ── Docker × 自動同期の組版環境
観測されるものは積分である。では、どの区間で積分する? ── 色即是空・差延 三部作〈スケール編・完結〉
なぜV&Vは終わらないのか。答えは2500年前のお経の中にあった ── 色即是空・差延 三部作〈哲学編〉
V&Vが終わらないのはエンジニアが無能だからではない。原理的に終わらないのだ ── 色即是空・差延 三部作〈応用編〉
中坊公平が自衛官に語ったこと ── 道理・納得・観客民主主義
梅棹・ファインマン・Clark & Chalmers ── 思考と道具の境界を問う四つの古典